メダカの飼育2016年3月版 初心の巻 [メダカの飼育方法]
こんばんは^^
長いお休みをしたこともあり
自分が何を書いてきたのかわからなくなってきたので現在思いつくことを書きます。
いつものことながら覚書です^^;
飼育環境は屋外自然飼育を前提としています。
1.メダカの受け入れ態勢
メダカを連れて帰ったら飼育容器に水を張ります。
置き場所は日光の良く当たる場所がいいでしょう。
水は基本的には塩素抜きした水を使います。衝動買いしたときは中和剤を使います。
塩素抜きしないで飼育されているブリーダーさんもいらっしゃいますので
そういう方のメダカなら塩素抜きしなくても大丈夫かもしれません。
私は怖いので塩素抜きします(笑)汲み置き水を常備しています。
◎飼育の基本は成魚1匹に対して飼育水1リットル以上で水替え1週間に3分の1程度。
入れ物は水が貯えられれば自分の管理しやすい物でOK。
基本的には新規容器に放します。
既にメダカがいる容器に放す場合は、
後で縄張り争いやエサの食べ具合などの状態確認が必要です。
また水質の差が大きくなっている可能性があるので
水合わせは新規容器のとき以上に慎重に行うようにします。
水合わせは水質より水温のすり合わせの方が重要だと思われます。
(注:水合わせと書いたが、移動に使った入れ物を飼育水に浮かべて置く作業も含めている。)
では、どうやって水温の確認をするか?水温計を使えばそれぞれの水温を計れますが
そこまでするのが面倒でしたら、指を水に漬けてみる方法がいいでしょう。
どちらかが温かい、冷たいと感じられるようならまだ危険です。もう暫く浮かべておきましょう。
次に飼育容器の水(以下:飼育水)をメダカのいる入れ物(以下:メダカの水)に足していきます。
目安は人それぞれですので参考程度に^^;
私は一回の投入を、メダカの入っている水の五分の一程度にしています。
その後10分以上間隔を空けて繰り返します。メダカの水が多くなってきたら減らします。
メダカの水に含まれる飼育水の割合が8割を超えると安心だと思います。
(実際は水質に極端な差がないと判断したらそこまでやりません^^;経験していくしかないでしょう)
ゆっくりと入れ物にメダカ放します。エサやりは翌日からスタートさせましょう。
2.メダカの世話
翌日以降、メダカが落ち着いていたらエサを与えます。
逃げ回るようでしたらエサやりを遅らせるか、ごく少量だけ与えて様子を見ます。
エサやりはメダカの活性に直結しています。簡単に言えば水温との関係になります。
水温が低ければ活性が落ち、高ければ活性が上がります。
活性が高いほうがエサをよく食べるようになります。
底でじっとしているような冬はエサやりをしなくても大丈夫です。
逆に真夏は活発に動き回るので一日に2,3回与えるようになります。
エサやりの基本は1回2,3分で食べきれる量を与えます。
慣れるまでは観察しながら与えましょう^^
また真夏でも一日1回しか与えなかったり、冬でも暖かい日はエサを与えたりします。
成魚であれば数日エサを抜いても生き抜きます。度が過ぎると共食いに発展します。
つまり、一日中張り付いていなくても殆ど大丈夫です。慣れれば計画的な旅行も大丈夫でしょう。
稚魚は少し話が違ってきます。食べる量がごくわずかなので回数を多くして対応します。
前述の通り共食いして生き延びるので全滅まではならないでしょうが
生存率を上げるには、理想は2時間おきに1日4,5回エサをごく少量与えます。
社会人にはまず無理です(笑)朝、昼、夕方与えられればいい方でしょう。
ご家族に頼むのも良い方法です。また生餌を与える方法もありますが
研究中ですのでまた後日ということに・・・^^;
水替えは1週間から10日に一回、3分の1程度行います。
これは飼育環境により頻度は変わります。初めて飼育する方のあくまでも目安です。
水替えはやり過ぎると逆にメダカを弱めることもありますのでご注意を!
そうやっているうちに、基本の水替えで対応できないときがやってきます。
水替えを丁度いいくらいやっているのに
メダカが痩せてきたり、ぽつぽつと落ち始めます。
リセットのサインです。なんでそうなる前のことを書かないのかというと
一回経験した方が良いと思うからです。
「あ~こんな感じだとメダカも限界なんだな」と知ることが出来ます。
逆に生き残る強い個体に感動することでしょう。
話がちょっとズレました^^;
リセットは100%の水替えです。受け入れ時と同様にして水合わせを行ってください。
当然、リセットもメダカにとっては負担がかかりますので多発は厳禁です。
よく似た状況で病気になったときが考えられます。
病気の個体が少ない場合は隔離を。(ある意味リセットしています)
大部分が病気であればリセットになります。
治療方法は詳しくないのですが、塩に頼ることになりそうです。
量は・・・よくわかりません(笑) 私も2,3回しか使ったことがありません^^;
塩を受け入れ時に使う方もいらっしゃいますが
私はやったことがないので書けません。役立たずですみません<m(__)m>
いや~いっぱい書きましたね。自分でも呆れます(笑)
3.産卵、採卵、孵化
まだ書くのかよというツッコミが聞こえてきそうですが基本は今日終わらせたいです(笑)
読んでいる人には地獄ですよね・・・
さて、メダカを飼育する醍醐味は産卵にあると考えている人がほとんどでしょう。
オスメス1ペア以上居れば産卵を楽しめます。
一般的には日照時間13時間以上で水温が20℃を超える日が続けば産卵が始まると言われています。
(もちろんメダカが産卵できる身体になっていることが前提となります。)
実際にはそこまで条件が揃わなくても産卵する個体も多くいます。これまた目安でしょうね。
産卵しない場合は産卵条件が達していないか、オスメスが揃っていないか、たまに相性が良くないペアがいるので
その線を疑ってください。
次いで、採卵について。
卵をそのままにしておくと親の入れ物で孵化してしまい、
親に食べられてしまうという事態になってしまいます。
卵のまま親に食べられてしまう可能性もあります。
隠れ家を多く作り、親に食べられにくくして育てるのもアリだとは思いますが
子供の数はそれほど多く採れません。この方法を否定しているわけではないのですが
やっぱりたくさん子供が欲しいなら卵と親は別々にする必要があります。
私が使う採卵方法は2つあります。
一つはホテイ草やシュロ、タマゴトリーナー に卵を産み付けてもらってそれらを新しい容器に移す方法。
もう一つは親自体を別の容器に移すという方法です。
前者の利点は親の負担が少ない事。欠点は産み落とされた卵の回収が面倒くさいこと。
諦めれば欠点ではなくなりますが(笑)
後者の利点はその容器の産み付けられた卵を全て回収できること。
欠点は親がリセットを経験することになります。(逆に水替えしなくてよくなるという考え方も・・・)
私は多少元の水を新しい容器に移すことで気持ちストレスを減らすようにしています。
この方法で落ちたことはないので間違いばかりではないと思っています。
では、卵を産んだのを確認したら即採卵か?というと、そうではなくて
大体1週間に1度を目安に採卵ということになります。
私も頭を痛めていますが、この時期になると容器が増えます(笑)
最後に孵化について少し。
産卵から孵化までは春、秋で2週間程度、夏で1週間~10日程度の期間となります。
採卵を1週間毎にするのは
最初の孵化が始まる前に卵を採るということにも合致していますね。
先人の方の知恵は素晴らしいものです^^
さて、採卵されたものはそのまま孵化を待ち、約1か月ほど水替えなしで育てます。
足し水は行ってください。そっとですよ^^
生まれたばかりのメダカは親のメダカの形とは異なり、細長い形をしています。
「針子」などと呼ばれるのはこのためでしょう。生後2週間ほどで身体に膨らみが出てきて
親メダカの形に近づいていきます。
餌やりのところで書いたのですが、ごく少量を数回に分けて与える、というのが基本になります。
また生まれたばかりの子は体に栄養を貯えているので3日後からエサを食べると言われています。
個体差がありますし、採卵期間は1週間あるので
私は孵化を確認したら極々微量のエサやりをスタートさせています。
水替えしないのでやり過ぎによる水質悪化は全滅に繋がります。
やり過ぎたらスポイトで吸い取るようにしています。
私の稚魚のエサやりは耳かき棒をエサ入れに突っ込み、エサを棒に付けます。
このままでは多すぎるのでそのまま少し叩いて大きな塊を落とします。
入れ物から取り出して棒にまとわりついた少しのエサを与えるようにしています。
はじめは面倒くさかったのですが、数日経つと食べている様子を確認できるようになり
今ではすっかりこのやり方が定着してしまいました^^
何度も言いますが、ごく少量を小まめに与えることが大事になります。
粉エサの宿命です。
さて、孵化から1か月も経つころには身体もメダカらしくなってきて
水替えが行えるようになっているはずです。
後は別の容器に移したり、ご自分のスタイルに合わせて飼育していくことになります。
な、長かった・・・
内容は経験者の方にはまったく役に立たないかもしれませんが
これから始めるという方に参考になれば幸いです。
というか、ここまで読んでくれた方には感謝です^^
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